台北市大同区に位置する寧夏夜市は、「グルメの夜市」「胃袋の夜市」と称される食のエキスパート御用達のスポットです。士林夜市のような派手な賑わいとは異なり、屋台の多くが数十年続く老舗。台湾の家庭の食卓にのぼるような素朴で本格的な小吃(シャオチー:台湾式おつまみ・軽食)が集まります。
寧夏夜市が他と違うのは、「地元民が日常的に使う夜市」である点です。観光地化が進む他の夜市と異なり、近所の台北市民が夕食を食べに来るような生活感あふれる雰囲気があります。
台湾政府が認定した「最もグルメな夜市」のひとつであり、食の専門家や料理研究家も足繁く通います。小吃(台湾式軽食・おつまみ)の種類が特に豊富で、一つ一つの屋台が自分の専門料理に特化しているのも特徴です。
① 筒仔米糕(トンザイミーガオ) 竹筒に入ったもち米炊き込みご飯。豚肉・椎茸・干しエビが入り、甘辛いタレをかけて食べる。寧夏夜市を代表する名物で、数時間並ぶ人気店もある。
② 蚵仔煎(オアジェン) 新鮮な牡蠣をふんだんに使った台湾式オムレツ。寧夏夜市の老舗は特に牡蠣の質が高く、プリプリの食感が絶品。
③ 赤肉羹(チーロウゴン) 豚肉を衣でくるんでとろみのついたスープで煮た台湾式とろみスープ。優しい味わいで台湾人が幼少期から親しむ家庭の味。
④ 炒米粉(チャオミーフン) 台湾の米麺(ビーフン)を野菜・肉と一緒に炒めたシンプルな一品。家庭料理の味を再現した屋台の味が人気。
⑤ 愛玉冰(アイユービン) 台湾固有の植物・愛玉から作ったゼリーを甘いシロップで食べるデザート。さっぱりとした後味は食後にぴったり。